🌰大阪府立豊中高等学校 能勢分校だより Vol.05🌰
みなさん こんにちは♫
おいしい情報を発信する食いしん坊のチーボです♪
秋恒例の豊中高等学校 能勢分校 食農流通コースの生徒さんによる銀寄栗販売会を今年も実施します!
今年は11月8日(土)・9日(日)の2日間で開催します。
イベントでは学校の農場で育てた銀寄栗などを中心に、はちみつやジャムなど
様々なものを販売いたします。
11月のイベントまでの間
食農流通コースの生徒さんに学校紹介を含め、農場のこと、地元能勢町のことなど
色々な情報を
【 能勢分校だより 】として発信していただきます🍀
では早速【能勢分校だより Vol.05】です!!
○クリの栄養
クリの栄養価は高く、いも類(生)よりも多くのエネルギーが摂れる優れた食材です。渋皮には抗酸化作用のあるポリフェノールの一種、タンニンも多く含まれています。食用とする部分は種子であり、糖質(炭水化物)、ビタミンC、カリウム、葉酸、食物繊維が豊富に含まれています。
○おいしいクリの見分け方
・鬼皮に張りがあり、茶色が濃い。
・指で押してもブカブカしていない。
・白いブツブツがついていない。
・座(底の部分)に黒ずみがなく、ベトベトしていない。
○クリの保存方法
クリは傷みやすい果物なので、早めに食べるのがおすすめですが、冷蔵することで甘みが増すこともあるので、保存したい場合は次のようにします。
(1)ポリエチレン製の袋に入れる。
(2)袋の口は縛らず、折るだけにする。
(3)冷蔵庫のチルド室に入れ、0℃付近で保存する。また、冷凍保存も可能です。
○皮のむき方
〔鬼皮〕
(1)生栗を熱湯に10分つけておく。
(2)包丁で座から頭に向け、切り込みを入れる。
(3)手で鬼皮をむく。
〔渋皮〕
(1)沸騰した湯に鬼皮をむいた栗を入れる。
(2)1分から2分ゆでる。
(3)火を止めて鍋から出す。
(4)手で触れるくらいに温度が下がるまで待つ。
(5)手で渋皮をむく。
○おいしい食べ方
手軽に食べられるのが「ゆで栗」。品種による味の違いも分かります。
(1)沸騰した湯に生栗を入れる。
(2)中火にして40分から50分ゆでる。
(3)ゆで上がったら、やけどに注意し、包丁で縦半分に切る。
(4)中身をスプーンですくって食べる。
他にも蒸し栗や焼き栗、揚げ栗、栗ご飯、甘露煮、渋皮煮など、様々な食べ方があります。
○実(じつ)は食べているのは種子です。
クリの木には雌花と雄花があり、受精した雌花が果実となります。雌花には柔らかいトゲがあり、これがイガになります。イガは他の果物でいう皮に当たり、その中にあるクリが果肉と種子です。鬼皮は他の果物の果肉にあたる部分で、渋皮と中身が種子です。
〔おもな参考文献〕aff 2019年10月号(農林水産省)
【能勢分校だより Vol.05】いかがでしたか?
栗は実の部分を食べていると思っていたら、種子の部分を食べていたんだね!
栗について楽しく勉強できたよ📝😀✨
次回の自然豊かな【能勢分校だより】も是非お楽しみに🎵🎵