🌰大阪府立豊中高等学校 能勢分校だより Vol.09🌰
みなさん こんにちは♫
おいしい情報を発信する食いしん坊のチーボです♪
秋恒例の豊中高等学校 能勢分校 食農流通コースの生徒さんによる銀寄栗販売会を今年も実施します!
今年は11月8日(土)・9日(日)の2日間で開催します。
イベントでは学校の農場で育てた銀寄栗などを中心に、はちみつやジャムなど
様々なものを販売いたします。
11月のイベントまでの間
食農流通コースの生徒さんに学校紹介を含め、農場のこと、地元能勢町のことなど
色々な情報を
【 能勢分校だより 】として発信していただきます🍀
では早速【能勢分校だより Vol.09】です!!
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こんにちは!!
食農流通コースの3年生です。今週末がいよいよ販売実習です。
あらためて販売予定の生産物などについて簡単に紹介させていただきます。
○クリ「銀寄」
能勢町原産の「銀寄」は、丹波グリのおもな品種の1つとなっています。もちろん能勢地域の特産品であり、本校でもたくさん栽培しています。今年は9月中旬から10月中旬が収穫期でした。収穫したクリは順次冷蔵し、その後、選別してサイズ分けなどします。今回は(大)(中)として販売させていただきます。

○クリ「品種ミックス」
能勢町といえば「銀寄」ですが、他にもいろいろな品種があり、本校でもいろいろ栽培しています。なかには「銀寄」より小さいけど甘い品種や、「銀寄」より大きい品種もあります。また、加熱すると渋皮がポロっとむける品種もあります。
農場では品種ごとに分けて収穫するのですが、それぞれの収穫量はあまり多くありません。なので、今回はミックスという形で販売させていただきます。おもな品種は国見、人丸、ぽろたんの3つで、そのほか、丹沢、利平、石鎚、信吉、美玖里、大和、六甲一号という7つの品種が混ざっています。

○能勢分校の黒米(紫黒米)
農業について学ぶ上で、水稲栽培は重要な項目です。本校では黒米を栽培していて、今年は5/27に田植え、9/16に収穫しました。
実習では、種もみをまいての苗づくりからスタートし、収穫後も脱穀、籾摺り、選別など、いろいろな工程があり、農業機械も使います。能勢町は水田も多く、白米は特産品の1つとなっています。本校では黒米の栽培を通じて水稲栽培について学習するとともに、濃い紫色の糠に栄養成分が豊富に含まれていることや、白米よりも少量で販売できるといった付加価値や流通についても学習しています。また、ドローンを活用した生育診断にも取り組んでいます。今回の販売実習では、もちろん今年の新米をお届けさせていただきます。

○能勢分校のハチミツ
農場にセイヨウミツバチの巣箱を多数置き、養蜂について学んでいます。実習では防護服を着用して巣箱内の女王バチや働きバチの様子、産卵や貯蜜状況などを観察する内検(ないけん)という管理作業のほか、ヒマワリやナバナ、レンゲといった蜜源植物の栽培にも取り組んでいます。とくにレンゲは稲刈り後の水田にまいておくと春先に開花し、ミツや花粉が越冬したセイヨウミツバチの貴重なエネルギー源となります。さらに水稲栽培についても緑肥として活用できるので、地域の水田でもレンゲ米の栽培を推進しているところです。ハチミツについては巣枠を差し替えることで単花蜜とすることもできますが、本校ではいろいろな花のミツからなる百花蜜としてビン詰めし、販売しています。
○能勢分校のタマゴ
ボリスブラウンという採卵鶏を屋内で平飼いしています。給水・給餌といった日常管理をしながら採卵しています。毎年6月ごろに中びなを導入し、しばらくするとタマゴを産み始めます。その頃には鶏舎に入ると寄ってくるようになります。
養蜂、養鶏のどちらも家畜保健衛生所の指導のもとで行っており、定期的な検査を受け、農場の出入口や鶏舎の周囲に石灰を散布するといった防疫対策についても学習しています。
○能勢分校の梅干し
農場で栽培するウメで作りました。赤ジソも農場で栽培したものです。漬け込みの際に20%の食塩で漬け込むので、今どきの調味梅干しとは違う、昔ながらの味です。大ウメと小ウメがあり、大ウメは南高梅です。

○能勢分校の果物ジャム
農場で栽培するクリ、ブドウ、モモを使ったジャムです。能勢町でお米や野菜の栽培から加工までを手がける(株)べじたぶるぱーく社の製品として、能勢の道の駅などでも販売しています。クリは色々な品種を、ブドウは「キャンベルアーリー」という品種、モモは「清水白桃」「川中島白桃」という品種を使用しています。


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【能勢分校だより Vol.09】いかがでしたか?
ついに明日から販売実習が始まります😊
食農流通コースの生徒たちが大切に育てた
とっておきの農作物を販売します。旬の味をぜひ体感してください🌰
明日からスタートする販売イベント、どうぞ ご期待ください🎵🎵



